女性の歯はホルモンの影響を受けやすい?

      2023/10/31

 

こんにちは。かめだ歯科クリニックです。

今回は、女性の歯についてお話していこうと思います。

 

女性ホルモンの影響で歯の病気のリスクが高まる!

昔から、「一子産むと一歯失う」と言われるように、女性は男性よりも歯が悪くなりやすいと言われています。

しかし、俗にいう「赤ちゃんにカルシウムを採られているから歯がボロボロなる」という説は

真実ではありません。

 

女性の歯が悪くなりやすいのは、主に女性ホルモンの影響です。

思春期、妊娠、出産期、更年期とホルモンバランスが大きく変化するとき、

それに伴って口の中の状態も変わります。

 

特に妊娠期は、エストロゲンという女性ホルモンが口の中でも増加するので、

これを栄養とする細菌が異常増殖します。

歯茎が腫れたり、出血したりする妊娠性歯肉炎を起こします。

 

つわりがつらくて歯磨きがおっくう・・・などといってるうちに症状が悪化し、

歯がぐらぐらするといった歯周病にまで及ぶこともあります。

 

女性は男性よりも歯の病気にかかるリスクが高いことを認識し、よりきめ細やかなケアを

続けることを意識しましょう。

 

 

 



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