子どもの予防歯科
歯科医療の中で、とりわけ子供たちの口腔ケアの重要性は非常に高く、予防歯科はその中核をなしています。 小児の予防歯科とは、子供たちの歯と口の健康を維持し、将来的な問題を防ぐための取り組みのことを指します。
1. 基盤の形成
子供の口腔の健康は、彼らが大人になったときの口腔の健康の基盤を形成します。
乳歯は、永久歯が正しい位置に生えてくるためのガイドとなるため、乳歯の健康は非常に重要です。
虫歯や歯周病、その他の口腔の問題が早い段階で発見・治療されることで、永久歯が健康的に育つ確率が高まります。
2. 健康的な習慣の形成
小さい頃から正しいブラッシングやフロスの使い方、定期的な歯科検診の重要性を学ぶことで、子供たちは生涯にわたる口腔ケアの習慣を形成することができます。
これは、将来的な口腔の問題を大幅に減少させる鍵となります。
3. 虫歯のリスクの低減
小児の予防歯科の取り組み、例えばフッ素塗布やシーラントの施術などにより、虫歯のリスクを大幅に低減することができます。
虫歯は放置すると痛みや感染、さらには永久歯への影響を及ぼす可能性があるため、早期の予防が不可欠です。
4. 経済的な側面
口腔の問題が進行すると、治療に要する時間や費用が増大します。
小児の段階での予防歯科の取り組みにより、将来的な治療費用を大幅に削減することが期待できます。
5. 全身の健康への影響
口腔の健康は全身の健康にも影響を与えます。例えば、口腔内の感染が全身に広がるリスクがあります。
小児期からの口腔ケアは、全身の健康を守る上でも非常に重要となります。
6. 自己評価と自信の形成
口元はコミュニケーションの中心であり、健康的な歯は自己評価や自信を形成する上で大きな役割を果たします。
明るく健康的な笑顔は、子供たちの社交性や自己肯定感を高める要因にもなります。
かめだ歯科クリニックの小児歯科メニュー
フッ素塗布
フッ素は再石灰化を促進させ、歯を虫歯に強くします。
ご家庭でも取り入れているという方は増加傾向にありますが、歯科でのフッ素塗布は市販品より強力で、より効果的です。
まだ治療が受けられない小さなお子様にもできる、簡単な処置なので、ぜひともご活用ください。
シーラント
お子様の歯の中で、奥歯は虫歯になるリスクが高い部位です。
その理由は、奥歯には深くて入り組んだ溝があるからです。ここに磨き残しが生じます。
シーラントは、これらの溝を先手を打って封じる手段で、食べかすや虫歯菌の浸入を避ける役割があります。
ブラッシング指導
毎日のブラッシングは、虫歯予防の鍵となる習慣です。お子様の口腔状態に適したブラッシング方法をお教えします。
当然ながら、保護者の方々にも、仕上げのブラッシングテクニックについてアドバイスをさせていただきます。
