恵比寿の歯医者（歯科）なら、恵比寿駅西口徒歩3分 医療法人社団 東京弘生会
かめだ歯科クリニック

こんにちは。かめだ歯科クリニックです。

今日は高齢者の方の歯の大切さについてお話していこうと思います！

20本の歯があればおいしく食べられます！

「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存じですか？

「80歳になっても20本以上の歯を保ちましょう」という意味を込めて、

厚生労働省と日本歯科医師会が推進している運動のことです。

60歳では24本以上を目標にしています。

しかし、日本人の平均寿命が80年にまで延びた今日でも、

歯の寿命は45～60年程度です。80歳では、8～10本しか残っていない方が多いです。

20本の歯があればほとんどのものが食べられますが、5本程度ではバナナやうどんなどの

軟らかいものしか噛み砕けません。

入れ歯を利用すれば噛むことはできますが、美味しさという点では、

かなり劣ってしまいます。

栄養面ではどうでしょうか？多くの人は高齢になるにつれて免疫力が弱まり、

心肺機能や修復機能も低下してきます。食事から十分な栄養をとれるかどうかで、

健康維持や病気の回復などに大きな差がでます。

なんでもおいしく食べて質の高い生活を送るためにも、歯を長持ちさせたいものです。

↑ 8020運動達成者のグラフ

年々達成者が増えていることがわかります。

すこやかな人生は健康な歯があってこそ！

よく噛んで唾液の分泌を促すことも大切です。

唾液の分泌量は年齢を重ねるにつれて少なくなり、高齢者の分泌量は若者の半分といわれています。

唾液には感染予防物質や食品の発がん性を抑える酵素などが含まれ、

病気の予防や健康増進に役立ちます。

また、お口の中をきれいにするという意味でも大切なことです。

「ひとくち30回」を目安に、しっかりと噛んで唾液を出すことを心掛けましょう。

よく噛むことで過食や肥満を防ぎ、脳に血液や酸素を十分に送り込むことができるため

脳細胞の活性化にもつながると言います。

このように一生を元気に過ごすには、健康な歯が必要不可欠で、

むし歯や歯周病で歯を失わないためにも、毎日のセルフケアと

歯科医院での定期的なクリーニングが必要になります。

当院でもお口の中のクリーニングを行っていますので、

お待ちしております！

予約はこちらから。