知っていますか?口臭の種類や原因について
こんにちは。かめだ歯科クリニックです。
今回は、口臭についてお話します!
口臭には 主に以下のパターンが考えられます。
- 生理的口臭
- 外因的口臭
- 病的口臭
- 心理的口臭
それぞれの口臭パターンを紹介していきます💨
①生理的口臭
生理的口臭とは、誰にでも発生する口臭です。
朝起きてすぐの際や空腹時、口が乾いた際、緊張した際に発生します。
唾液の分泌が減少し、細菌が増加してしまうことが原因です。
生理的口臭は、歯みがきや食事、水分補給を行うことで唾液量を増加させれば急激に弱まります。
生活習慣の改善でよくなるので、治療の必要はありません!
②外因的口臭
外因的な口臭は、ニンニクやニラ、ネギ、コーヒーなどの臭いが強い食べ物を食べた後や、
タバコやアルコールを摂取した後に起こる口臭のことです。
甘い物も、糖分が口腔内の細菌を活性化させるため、口臭が悪化する原因になります。
また、臭いの元になる成分が消化・吸収され血流に溶け込んで、
肺から呼気として吐き出されることでも口臭になります。その臭い成分が汗と一緒に出ると体臭にもなります😲💦
一過性のものですので、歯磨きや時間の経過ともに口臭は消えます。
吸収された臭いは、長くて48時間程度体内に留まるといわれています。
少しでも早く排出させたい場合は、水をたくさん飲む、湯船に浸かる、運動をして汗をかくなどしましょう!
③病的要因
病的口臭は、その名の通り何らかの病気が原因で起こる口臭のことです。
むし歯、歯周病、お口の中の炎症、咽頭の炎症や糖尿病、肝疾患、胃炎、腎疾患などの病気から口臭が発生してしまいます。
病的口臭のほとんどが、舌に付着した舌苔や、歯石、歯周病、ドライマウス、むし歯、銀歯・セラミックの被せや入れ歯の清掃不良など口の中のトラブルが原因ですが、
口腔がんや糖尿病、呼吸器系・消化器系の病気が原因なこともあります。
病的口臭の原因は病気ですので、対策としては、原因となる病気を治療する必要があります。
④心理的口臭
心理的口臭とは、検査でも口臭が検知されず、周囲の人も口臭を感じていないのに、
本人は口臭がしていると強く思い込んでしまう心理的な症状のことです。
心理的口臭の原因は、過去の口臭経験や周囲からの指摘、自分への過剰なプレッシャーなどが挙げられます。
これらの要因が心にストレスとなり、口臭を感じるようになります。
「自臭症」や「口臭恐怖症」とも呼ばれています。
治療では、口臭外来にて検査で口臭がないことを認識させることが必要です。
心療内科などになり、精神的なアプローチを行うこともあります。
口臭の予防方法
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口腔ケアの徹底
定期的な歯磨きとデンタルフロスの使用は、口腔内の細菌を減少させ、口臭を防ぎます。舌の清掃も忘れずに行いましょう。
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水分補給
唾液の分泌を促すために、こまめな水分補給を行いましょう。これにより、口腔内の乾燥を防ぎ、口臭を軽減できます。
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規則正しい食生活
バランスの取れた食事を心掛けることで、内臓の健康を保ち、口臭の発生を抑えることができます。
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禁煙
タバコをやめることで、口臭を大幅に軽減することができます。また、口腔内の健康も改善されます。
口臭がある場合の対処法
歯科医の診察
定期的に歯科医を訪れ、口腔内の健康状態をチェックしてもらいましょう。特に口臭が続く場合は、専門的な診断が必要です。
専門医の受診
内臓の不調が疑われる場合は、内科や消化器科などの専門医を受診しましょう。
まとめ
口臭には、それぞれに適した対処法があります。
生理的口臭や飲食物による口臭は、一時的なもので特別な治療は必要ありません。
一方で、病的口臭は歯周病や内臓疾患が原因であることが多く、歯科医や専門医による診察と治療が必要です。
また、ストレスや心理的な要因が絡む場合もあります。
定期的な口腔ケアや生活習慣の見直し、必要に応じて医療機関を受診することで、口臭を効果的に予防・改善することが出来ます。
まずは口臭の原因をしっかり理解しましょう🦷
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